『天神ビッグバン』、経済波及効果に期待

2021.09.13 コラム

天神地区では、アジアの拠点都市としての役割・機能を高め、新たな空間と雇用を創出するプロジェクト”天神ビッグバン”を推進しています。
国家戦略特区による「航空法高さ制限の特例承認」や福岡市独自の容積率緩和制度などを組み合わせ、ソフト・ハード両面にわたる施策を一体的に推進することで、民間活力を最大限に引き出しながら耐震性の高い先進的なビルへの建替えを促進するとともに、快適でぬくもりのある公共空間の創出など、安全安心で、未来に誇れる、魅力的で質の高いまちづくりに取り組んでいます。


出所:福岡市ホームページ

大規模なプロジェクトが一気に進んでいる天神エリア。
こうした開発は地価にも影響しているようで、今年3月時点の天神/西鉄福岡(天神)の公示地価平均は約332万円、坪単価は約1066万円と、前年比+4%超の上昇を記録しました。全国的に下落傾向するなか、天神はその逆を行っていています。
まちの成長は人口増にも拍車をかけていて、福岡市の人口は13年に150万人だったのが、20年5月には160万人を突破。政令市のなかではトップクラスの人口増加を続けていて、国全体の人口が減少に転じたにも関わらず、35年にはピークの167万人に達する見通しです。

これに伴い賃貸相場も右肩上がりを続けていて、中央区であれば標準的な賃貸マンションの賃料は直近3年間で6.21%上昇しています。(LIFULL HOME’S「住まいインデックス」より)。周辺エリアも同様で、まちの開発が雇用や住まいなど、生活全般に波及しそうな勢いです。

参考:健美家編集部(協力:大正谷成晴)

 

 

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