収益不動産価格の上昇が続いている。
収益不動産ポータルサイト「楽待」を運営するファーストロジック(東京都中央区)によれば、
2022年7月~9月期における1棟アパートの掲載物件の平均価格は、7501万円だったという。
12年の調査開始以来、最高価格を記録しており、前年度の7月~9月期と比較しても11.4%の上昇だ。
また、区分マンションも1755万円と3.6%の上昇である。
楽待は、掲載不動産会社数4500社、掲載物件数約5万1000件。
同じく、収益不動産のポータルサイト「健美家」を運営する健美家(東京都千代田区)でも
掲載物件は高騰している。
健美家は、出稿不動産会社960社、掲載物件数は4万5000件超(10月25日時点)
健美家の倉内敬一社長は「投資家側の需要の裾野が広がっている。これまでのサラリーマン投資家に加えて、
富裕層による取得や、物件を相続した家主が資産の組み換えで都内の物件を取得する動きが増えてきた印象」と語る。
参考:週刊全国賃貸住宅新聞