福岡市・天神地区の「新天町商店街」が、2030年に複合商業ビルへと生まれ変わります。
2022年11月「新天町商店街」は75周年を迎える福岡の顔として福岡の元気を支える専門店街です。
そのような歴史ある「新天町商店街」ですが、新天町商店街商業協同組合やパルコ、
西日本鉄道などは2022年11月30日、2030年度開業を目指して福岡パルコや新天町一帯を再開発する方針を発表しました。
福岡市の再開発事業「天神ビッグバン」を活用した東西二つのエリアで複合ビルを建設します。
発表によると、再開発は福岡パルコの本館・新館、西鉄福岡駅ビル、商店街の一部がある東街区(約7900平方メートル)と、
新天町商店街の西街区(約5900平方メートル)に分けてビルの建て替えを進める方針です。
構想では、両エリアの間にあるメルヘン通りを歩行者専用とし、東街区には広場も設けます。
まちづくりのイメージとして、耐震性の向上、感染症対応、環境負荷低減、まちに潤いを与える緑化、
「Fukuoka Art Next」の推進が行われ、賑わい・活気を感じながら安⼼・安全に買い物・通⾏ができる空間や、
歴史を継承しつつ未来に向けた商店街・商業施設を低層部に形成するなど、今までの「新天町商店街」の良さも残しつつ、変化していきます。
これによって、更に安心してお買い物もできるようになりそうです。2015年から始まった「天神ビックバン」ですが、「新天町商店街」の再開発で福岡がさらに賑わっていくことに期待です。
参考:新天町HP、毎日新聞