2022年10月に「健美家」登録会員を対象に実施した「第18回不動産投資に関する意識調査」によると、
81.4%の投資家が1年前と比較して「価格が上昇している」と回答しました。
1年前(21年10月)の調査では、69.2%の投資家が「価格が上昇している」と回答していたことから、1年でさらに1割増加したことにります。
実際の数値に関しても、毎月発表している「マンスリーレポート(全国版)」によると、
21年と比較して、区分マンションは110%、一棟アパートは106.7%、一棟マンションは104.4%と住宅系3種別全てで価格が上昇しています。
価格の上昇時期は、売却のタイミングに重なりますが、意識調査においてもその傾向が表れています。
2022年4月に実施した意識調査では、2021年の調査より「売り時」と回答した割合が20.2%ポイントと増加し47.7%となりました。
「1年後の物件価格は『上昇する』」と回答した割合は52.9%です。
2022年は物件価格の横ばい、または再び上昇をした1年となりましたが、
2023年の最新の意識調査によると、52.9%の投資家が「価格上昇」と回答しています。
今後は政策金利の上昇タイミングが、価格に影響するタイミングになると思われますが、
マーケットについては常に情報をキャッチし傾向をつかんでおくことが重要です。
参考:全国賃貸住宅新聞