日銀は、31日まで開いた金融政策決定会合で、政策金利を0.25%程度に引き上げる追加の利上げを決めました。
これにより、良くも悪くも様々な影響があります。
不動産で言えば、ローンの金利が上がり、返済負担が増える可能性があります。
そうなると、今は買わない方が良いのではないか?金利が上がって景気が冷え込み家賃が下がるのではないか?
等と様子見をする人が増えて不動産価格が下がる可能性もあります。
金利が上がる理由は基本的には経済成長の伸びやインフレに向けた動きの兆しがあるからです。
日本は30年デフレが続き、物の価値は下がっていく、経済は成長しないという時代が続きましたが
ここへ来てようやくデフレ脱却が見えてきています。
金利や景気についての捉え方は人それぞれですが、不動産で言えば、長い目で見れば
良い方向に向かっていると考えてよいと思います。
景気がずっと同じ方向には進まず、良い時もあれば悪い時もあります。
金利上昇により、一時的に金利負担が増えたとしても不動産価格が下がれば
安く買えたことになりますし、その逆も然りです。
仮に1000万円 金利1% 35年 月28,228円の返済ですが
金利が1.25%に上がったとすると、月29,408円 差は1,180円で
小さくはないですが大きくもない数字だと思います。
また、福岡市の2023年のコンパクトマンションの平均家賃上昇率は
3.1%(平均5.1万円)約1500円の上昇となり、0.25%程度の利上げで
あれば、金利負担増を収益でカバーできていることになります。
全てがこのようになる訳ではありませんが、金利上昇や物件選びについても
冷静に分析することが重要です。
当社ではお客様のご要望に合わせたコンサルティングを行い、ワンストップで
不動産投資をサポートして参ります。